
(和歌山マリーナシティーのロイヤルパインズホテルで開かれた「大会開催記念及び王貞治氏歓迎朝食会」であいさつする王さん)
台風12号の被災地を勇気づけようと、今年7月、和歌山・奈良・三重の3県で「世界少年野球大会」が開催されることになり、主催者を代表して、世界少年野球推進財団理事長で、プロ野球ソフトバンクホークス会長の王貞治さん14日午前来和、和歌山市の和歌山マリーナシティーのロイヤルパインズホテルで開かれた「大会開催記念及び王貞治氏歓迎朝食会」に出席後、和歌山県庁の仁坂吉伸知事を表敬訪問しました。
朝食会には、午前8時という早朝にもかかわらず200人以上の人で満員、『世界のホームラン王』の人気ぶりはさすがでした。
□和歌山放送ニュース再録
◎世界少年野球大会開催先立ち王貞治氏が知事表敬(写真付き)
(2012年3月14日(水) 16:23)
台風12号の被災地を勇気づけようと、ことし(2012年)7月、和歌山・奈良・三重の3県で「世界少年野球大会」が開催されることになり、主催者を代表して、世界少年野球推進財団理事長で、プロ野球ソフトバンクホークス会長の王貞治(おう・さだはる)さんらが、けさ(14日)和歌山県庁の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事を表敬訪問しました。

仁坂知事(中右)を表敬訪問した王貞治氏(中左)(3月14日・和歌山県庁)
王さんは、午前10時に県庁を訪れ、大勢の県職員に拍手で出迎えを受けながら知事室に向かい、ことし7月、新宮(しんぐう)市と三重県熊野(くまの)市、それに奈良県下北山村(しもきたやまむら)を舞台に世界少年野球大会を開催することを表明しました。仁坂知事は「台風の大打撃から復興を進める中で少年野球大会を開催して貰える事は、心の復興を進める上でも大変有難いです」と歓迎し、紀の国わかやま国体マスコットキャラクター「きいちゃん」のぬいぐるみを送りました。

第22回世界少年野球大会は、財団法人・世界少年野球推進財団や和歌山・奈良・三重の3県などが、少年少女が野球を通じて国際交流を深め、台風12号豪雨の被災地を勇気づけようと開くもので、日本を含む世界15の国と地域から少年少女の野球チームが参加します。期間中、国際野球連盟専任コーチの指導による野球教室が行われるほか、海外チームと和歌山・奈良・三重3県の少年野球チームとの交流試合、参加者同士の親睦パーティーなどが行われます。

王貞治氏(3月14日・和歌山県庁)
王さんは記者団に意気込みを聞かれると「こういう時だからこそ台風で被災した皆さんに元気を与え、子どもたちの思い出になる大会にしたい」と力強く語りました。また、野球王国和歌山の印象については、和歌山市出身でソフトバンクホークスの小久保裕紀(こくぼ・ひろき)選手を例に挙げ「40歳を過ぎても、投げる・打つだけでない、野球に必要な元気を先頭に立って発している姿勢は和歌山の野球の歴史が育んだものだと思います。次の世代の子ども達にも受け継いで欲しいです」と話していました。世界少年野球大会の開会式は7月24日(火)の午前10時半から、閉会式は7月29日(日)の午後1時半から、いずれも三重県熊野市の「くまのスタジアム」で行われる予定です。
◎世界少年野球大会に先立ち王貞治氏らあす知事を表敬
(2012年3月13日(火) 16:46)
台風12号の被災地を勇気づけようと、ことし(2012年)7月、和歌山・奈良・三重の3県で「世界少年野球大会」が開催されることになり、主催者を代表して、世界少年野球推進財団理事長で、元・プロ野球ソフトバンクホークス監督の王貞治(おう・さだはる)さんらが、あす(14日)和歌山県庁の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事を表敬訪問します。
これは、財団法人・世界少年野球推進財団や和歌山・奈良・三重の3県などが、少年少女が野球を通じて国際交流を深め、台風12号豪雨の被災地を勇気づけようと開くものです。大会は、日本を含む世界15の国と地域から少年少女の野球チームが参加し、期間中、国際野球連盟専任コーチの指導による野球教室が行われるほか、海外チームと和歌山・奈良・三重3県の少年野球チームとの交流試合、参加者同士の親睦パーティーなどが行われます。
開会式は7月24日(火)の午前10時半から、閉会式は7月29日(日)の午後1時半から、いずれも三重県熊野市の「くまのスタジアム」で行われる予定です。開会に先立ち、王さんら主催者の世界少年野球推進財団の幹部らがきょう(13日)からあす(14日)にかけて、奈良・三重・和歌山の3県の知事を表敬訪問し、和歌山県の仁坂知事のもとにはあす(14日)訪問する予定です。