2007年12月20日

田辺で地域資源シンポ開催

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 高速道路の田辺延伸や関空の第2滑走路オープンなど機に地域活性化策を話し合う「地域資源シンポジウムin田辺」が20日、田辺市のホテル「ガーデンホテルハナヨアリーナ」で開かれました。県や中小企業基盤整備機構近畿支部、和歌山放送などが主催して開いたもので、年末のあわただしい時期にもかかわらず約400人が、豪華なパネリストの講演や仁坂知事のコーデイネートによるパネルディスカッションに熱心に聞き入っていました。
 シンポには、東京から鈴木孝男・中小企業基盤整備機構理事長も駆けつけて今年6月に施行された「中小企業地域資源活用促進法」で取り組む国の支援策や地域資源活用プログラムについてていねいに説明、こうした国の政策を経済産業大臣時代にまとめた自民党総務会長の二階俊博代議士が来場者にビデオでメッセージを贈ってくれました。
 またNHKテレビなどで活躍中のジャーナリストの三神万里子さんが、全国各地の地域資源活用の成功例を報告しながら「紀南の振興について」と題して基調講演、パネルディスカッションも密度の濃い議論で、私自身にも参考になる意見や提案が詰まっていました。
 ご多忙中にかかわらずシンポに参加して盛り上げていただいたパネリストの皆さん、また長時間熱心に聴いていただいた参加者のに皆さん、ほんとうにありがとうございました。



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□和歌山放送ニュース再録

◎地域資源シンポジウム田辺市で開催

 高速道路や空港を活用した地域づくりを話し合う地域資源シンポジウムがきょう20日、田辺市のホテルで開かれました。このシンポジウムは和歌山県や中小企業基盤整備機構近畿支部、それに和歌山放送ラジオなどが主催して開いたものできょう20日午後2時から田辺市のガーデンホテルハナヨアリーナで開かれました。地元和歌山三区選出で自民党総務会長の二階俊博代議士が来場者にビデオでメッセージを贈りました。
このあとジャーナリストの三神万里子さんが「紀南の振興について」おt題して基調講演しました。
この中で三神さんは、「四国の四万十川流域のお茶の栽培など高齢、過疎地のビジネスモデルを紹介しながら地域の強い分野を発展させ、新しいビジネスモデルを興すことが大切だ」と強調しました。このあと和歌山県仁坂吉伸知事のコーディネートでパネルディスカッションが行われました。パネリストの県内企業のトップらが高速道路の田辺までの開通や、関西国際空港の二本眼の滑走路のオープンを活かした紀南地方の活性化策などを議論しました。
梅干しの製造販売を手がける田辺市の中田食品会長の中田肇さんは、「高速道路ができて便利になったが観光客を呼び込み、街を活性化させることが大事」と話しました。古座川ゆず平井の里の倉岡有美さんは、「古座川の美しい自然を後世に残すため、農業を振興し地域を活性化していきたい」と話しました。
プリント基板配線設計や製作を手がける和歌山市の太洋工業社長の細江美則さんは「人材も和歌山の大きな資源、優秀な人材を他府県に持って行かれない企業を目指したい」と話しました。
サイバーリンクス社長の村上恒夫さんは、「和歌山の養殖技術を活かした新しいビジネスチャンスが生まれる」と話しました。
溝端紙工印刷会長の溝端荘悟さんは、「紀南には美しい海と空、暖かい人情がある。こうした地域資源を活かしたて欲しい」と話しました。
会場にはおよそ400人が訪れ、熱心にメモを取りながら地元の活性化について聞き入っていました。
(07年12月20日16:57 報道部)
posted by wbs at 19:52| Comment(0) | 和歌山元気印
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